028.年金資金投入のツケ

2008年12月15日

日銀が本日(15日)発表した12月短観によると、
世界景気の急減速を背景に大企業製造業の景況感が大幅に悪化し、
第1次石油ショック時の1974年8月に続く2番目の落ち込み幅となった。
[東京 15日 ロイター]

この発表を受けてか、【公的資金】が株価を支えるために
寄り付きから猛然と株を買いまくった。
たしかに日経平均は上昇したが、このままいけば、
今週の株式買い越し額は5000億円を超える空前の規模になる。

【どうなる020】でも書いたが、
今の相場は徹底的に、人工操作で維持されている。
景気の悪化を国民に知らせないために 株価を高値で吊り上げているのだろうが、
ボロを隠しても実体経済は日々悪化しており、
こういう場合、実体経済に引きずられて、
株価は実力どおりに落ち着くことになる。

その暁には、国民の年金は底をつき、
保有資産は暴落した株に化けることになる。


そのツケは、誰が取ることになるのか。
それは、国民一人一人が払うこととなる。
我々が将来に受け取る年金は、今まさに猛然と消えているのだ。

まだアメリカの【破産衝動】による【金融崩壊】は始まったばかりだ。
今は崩壊し始めたばかりで、崩壊のあとには、
膨大なツケと荒廃した市場が残るだけだ。
アメリカは準備していたかのように、すばやくツケを清算しているが、
アメリカの指示かどうかわからんが、日本は得意の先送りをしようとしている。

日米の先進国がこれなら、新興国はもっとひどいはずで、
貧困が世界を覆い、国民の不満は著しく高まってくる。
こうして世界中で戦争への道が始まるのだろう。
日本はどの程度巻き込まれるのだろうか。

ともあれ、我々ができることは、
世界の長期的なトレンドと短期的なお金の動きを知った上で
自らの強制衝動期と照らし合わせ、
仕事を確保し、被害を最小限に抑えること
だけだ。



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世界はどうなる

世界が急速にせまくなっていく現代、あなたのしあわせの足元を固めるお金や仕事も国際的な経済の波から切り離して考えることはもはや不可能。 新聞やニュースでは決してわからない世界の動きの本質を、衝動分析によってあぶりだす!!

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