025.新興国の発展

2008年12月13日

【どうなる023 世界のトレンド】を書いたあとに、 会員からこういう質問があった。  

『アメリカ経済が停滞しても、中国やインド、ロシアなどの  
新興国が高成長を牽引できるとは考えられないか』
というものだ。

質問者はなんとか肯定的な未来がないか
模索していたのだろう。
しかし私の答えは『NO』だ。

なぜなら、 もともと新興国のほとんどは
自力で経済を発展させることができる基盤も
世界に通用する技術もないわけで、
あらゆる新興国の勃興は、
円キャリートレードがもとになった
過剰流動性によるものでしかなかったからだ。

つまり新興国のバブルは
過剰流動性から溢れ出したマネーの
最後の循環する姿
だったということだ。
それは、【アメリカ住宅価格】と【新興国の株価】が
1年ほどのタイムラグで連動していることから証明できる。

すべては、あふれ出したマネーが
膨張しきった信用を生み出したということで、
地球全体がファンタジーに入っていただけだ。
それが、今回の【カーディナルクライマックス】で
もとの状態にに戻る
だけなのだ。

私は、質問者に 「君の希望のとおりに世界は動かない。  
現実に向き合わないと “ドツボ” にはまるよ」
と答えた。



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世界はどうなる

世界が急速にせまくなっていく現代、あなたのしあわせの足元を固めるお金や仕事も国際的な経済の波から切り離して考えることはもはや不可能。 新聞やニュースでは決してわからない世界の動きの本質を、衝動分析によってあぶりだす!!

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