007.「2008年前半の日本の動き」についての質疑応答

2008年4月3日、会員との質疑応答より

咲華

「 いまのところ、私が1月に出した『世界はどうなる』の内容のとおりにアメリカ経済は動いている。
  新聞をよく読んでいる人なら気付くと思うけど、最近FRBに関する記事が頻繁に出るになってきた。
  今日の日経にもベン・バーナンキ議長のインタビューが載っていた。
内容は「アメリカは景気後退に入っていて、2008年前半はマイナス成長になる可能性もある」というものだったけど、いままでこんなにFRBの存在が注目されることはなかった。
  このことだけ取っても、私の予測が的中しているひとつの証明だと思うけど、どうかな。」

質問者

「 はい、そのとおりです。 新聞を読んでいると毎日のようにFRBについての記事や見出しを見かけるようになりました。
  先生は『2009年からFRBは大幅な見直しを迫られることになる』と書いておられますが、いまのアメリカ経済の混乱とFRBへの注目はそのことを予感させるものであると思います。」

咲華

「  このまま私の予測どおりに事が進んでいくとすると、これからアメリカはインフレ策を採ることになる。金利を引き下げてお金をどんどん刷るわけです。
  そうすると『世界はどうなる』に
『2008年のアメリカ相場のキーワードは"インフレ"と"戦争"である。アメリカ株価は2008年前半に底をつけて、その後2008年後半から2009年初頭に最高値をつける可能性が高い』
と書いたけれども、アメリカはこのとおりに動いていくのだろうと思います。

  ただここでひとつの疑問が出てくる。それは、私がインフレとともにアメリカのキーワードとして挙げた戦争とは、いったいどこで起きる戦争、あるいは紛争なのかということだ。
  私はこの時期については、2008年から2009年において、と予想しているから、まだいまのところ火種は見えてきていないのかもしれないが、可能性としてはチベットかも知れないし、北朝鮮かも知れない。
  私も世界情勢にそこまで詳しいわけではないから、場所まではまだ特定できないのがもどかしいところではあります。
  ただ、極東と呼ばれる世界の片田舎、日本のなかでも、さらにど田舎に住んでいる私のような人間が、こうやって世界の大まかな流れを予測できるということに注目して欲しい。」

質問者

「 はい。
私は先生の未来予測をずっと間近で見続けていますが、分析力の鋭さや的中率の高さには本当に驚かされっぱなしです。」

咲華

「 北朝鮮問題について言うと、今年の3月まで北朝鮮は話題にもならないほどおとなしかった。
  しかし最近になって急に賑やかになってきて、アメリカ政府も注目している。

  朝鮮中央日報によると、韓国側が、金泰栄(キム・テヨン)合同参謀議長内定者(陸軍大将)の『北朝鮮に核攻撃の兆しが見えれば核基地を打撃する』という発言を取り消し、謝罪しない限り、北朝鮮は南北境界線の通過を遮断するとしている。
  つまり、事実上国交を停止すると言っているのである。

  さらにミサイル問題も出てきた。」

質問者

「 はい。北朝鮮は、3月28日に朝鮮半島西側の黄海で短距離ミサイルを発射したほか、核問題を巡る6カ国協議で合意した核施設無能力化の中断も示唆してきています。 」

咲華

「 ではこのミサイルはどこに向けて発射したのか。
  日本のマスコミは『日本に向けて発射した』と書いているが、中国に向けて発射したという見方もできるのではないかと私は思う。
  つまり表面的には日本向けと思わせておいて、実は中国への牽制の意味も持っているということである。
  もしそうだとすると、北京オリンピックを外交カードとして使う可能性も出てくる。

  いま中国は北朝鮮と事実上、没交渉になっていて、北朝鮮は不満が高まっているから、今回のミサイル発射によって、北京に落とすこともできるんだという意思表示をしたという見方もできるだろう。

  そう考えると、今後北朝鮮が中国に様々な要求を突きつけることもあり得る。そうすると中国は黙ってはいないだろうから、これが2008年から2009年にかけての紛争になる可能性がある。」

質問者

「北朝鮮と中国の紛争ですか。それは思ってもいませんでした。では、そこにアメリカが介入することになるのでしょうか。」

咲華

「 もしそうなれば、アメリカは確実に介入するだろう。
  高見の見物をしつつも、手は出してくると思う。それは中国を世界から追放する口実ができるからである。
  チベット問題に関しても同じことが言える。おそらくこれがアメリカの本音だろう。

  ただ、日本に関して言えば、北朝鮮リスクが世界的に認知されれば、円売り、日本株売りにつながっていくから、北朝鮮の動向は他人事ではない。」

質問者

「はい。確かに北朝鮮で戦争が起きれば、日本も被害を受けることになると思います。」

咲華

「 話をアメリカに戻すと、いまアメリカにとって一番の目の上のたんこぶはロシアである。
  ロシアは、液化天然ガスを中心としたエネルギーを背景として、非常に強引な外交を繰り広げている。
  ロシアは現在、ヨーロッパにガス総需要の約4割を供給しているが、ロシアは、自分に逆らうとその供給をストップするぞという脅迫的な外交を行っている。これをアメリカは止めさせたいのだが、なかなかうまくいかない。

  ロシアの横暴を現す事件としては例えばこんなことがあった。2006年11月には英国に亡命した元KGBエージェント、リトビネンコの暗殺事件が起きたが、プーチンは容疑者を引き渡すどころか、自らの政敵を犯人に仕立て上げようとした。
  こうしたこともあって、ロシアとイギリスは外交的には悪化の一途を辿っているから、イギリスはアメリカと組むはずである。そしてロシアを失脚させる。」

質問者

「 しかしそうはいっても、いまのロシアは冷戦の頃と違って天然ガスを背景とした経済力があります。
  おまけに軍事力もある。アメリカはいったいどうやってロシアを失脚させるつもりなのでしょうか。」

咲華

「 方法としては最終的にはマネーを使うのではないかと思う。その下準備が今回のインフレ策ではないかと考えている。
  そのためには原油バブルを作り、それをはじけさせる必要がある。
  なぜなら天然ガスの価格は原油と連動しているから、ガスも暴落することになる。そのために株価を操作するのだろう、と私は見ています。」

質問者

「 なるほど。それならばロシアを痛い目に合わせることができそうですが、しかしそこまで考えていまの原油高を作り出したのだとしたら、アメリカは相変わらず恐ろしい国ですね。」

咲華

「 次に日本のことを少し言っておくと、いま新日本図(新日本発足時のホロスコープチャート)の金星に土星が90°でヒットしている。これは昨年の10月から始まって今年の5月まで続く。
  そして新日本図の水星に同じく土星が90°でヒットしている。これは昨年の10月から始まって今年の6月まで続く。これによって、日本の株価は低迷している。

  当然、金星が表す金融関係株を中心に株価は下がるであろうし、叩き売られるであろう。水星が表す情報関係の分野の株価も下がる可能性がある。」

質問者

「 それでいま日本の株価は暴落しているのですね。」

咲華

「  また大日本帝国図(大日本帝国発足時のホロスコープチャート)の太陽に海王星が0°でヒットしている。これは来年の2月まで続くから、影響はもう少し後まで残るだろう。
  これはいくつかの意味を持っているが、まずひとつ目は天皇家のごたごたを表している。いま少し問題になっているだろう。
 
  ふたつ目として、世界の中における日本国の主権の喪失を表す。この現象化としては、三浦和義氏のロス疑惑をアメリカがいまになって蒸し返したことが挙げられるだろう。
  なぜいまになって、日本ですでに確定した事件がもう一度アメリカで裁かれなければならないのか。これはまさに日本の主権がなくなったような状態であると言える。

  それからオーストラリアやニュージーランドにおける日本の調査捕鯨への妨害と反発が強くなっていること。インターネットでは、日本人に銛を打ち込むような画像が公然と流されている。

 このように、来年の春くらいまでは、日本は世界において自己主張できないような状態に陥るだろうことが予測される。」

質問者

「 はい。今日のお話で、2008年の日本と世界の動きの見通しがよくわかりました。先生、ありがとうございました。」



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