28.「植草一秀氏の逮捕」についての質疑応答

2006年9月24日〜9月26日、会員との質疑応答より

咲華

  「2006年9月13日、経済学者の植草一秀氏が、電車内で女子高生に痴漢行為をした容疑で逮捕されたね。これで彼が事件を起こしたのは2度目だ。前回の件について、彼は冤罪を主張していたわけだけど、今回再び似たような事件を起こしたことで説得力がなくなってしまった。今回はこのことについて問答したいと思う。この件について調べてくれないか。」

質問者

「わかりました。
 植草一秀氏は1960年12月18日、東京都生まれです。学歴は東京大学経済学部卒業。卒業後、野村総合研究所主席エコノミストなどを経て、2003年4月から早稲田大学大学院の公共経営研究科教授を務めました。また、2002年には『現代日本経済政策論』で石橋湛山賞受賞。多くのテレビ番組にコメンテーターとして出演し、お茶の間でもよく知られていました。経済学者としては申し分ない経歴の持ち主と言えます。
 しかし2004年4月8日、JR品川駅高輪口の上りエスカレーターにおいて、手鏡で女子高生のスカートの中を覗いていたとして現行犯逮捕されました。この不祥事により、大学教授の職を解かれています。本人はあくまでも犯行を否認しましたが、東京地裁は2005年3月23日、罰金50万円、手鏡1枚没収の判決を言い渡しました。2006年度より、名古屋商科大学大学院の客員教授で教壇に復帰していましたが、2006年9月13日、京浜急行下り線品川−蒲田間の電車内で女子高生のお尻を触った疑いで、現行犯逮捕されています。(参考文献:フリー百科事典『ウィキペディア』)」

咲華

  「そうだね。今回は植草氏の2度の逮捕について、占星術チャートを使って観ていきたいと思う。
 まず彼の出生図を見てみると、一番気にかかるのは火星と土星が180°のアスペクトで関係しているということだ。この座相は、中途挫折等様々な形に表れてくるが、特に異性関係においては『性エネルギーの抑圧』という意味を持つ。これは自分の性欲をストレートに出すことができず、屈折した形で出してしまう傾向である。またこれは、ゲイの人たちに多く見られる座相でもある。ただ彼の場合、オーブ(誤差)4.5°だから、あまり強い傾向ではない。」

質問者

「性エネルギーの抑圧ですか。普段抑えているが故に、一気に噴出してしまったということでしょうか。」

咲華

「植草氏の場合、これと同時に火星と木星が180°を形成している。おそらく今までは木星の保護によって、彼の性的屈折は表面化しなかったのだろう。火星・木星180°はオーブ2.5°、火星・土星180°はオーブ4.5°だから、火星・木星のアスペクトの影響の方が強いしね。
 しかし弱いとはいえ、性エネルギーの抑圧は彼の中に存在していたわけだ。これは普通の性的関係を否定してしまう傾向である。そういうものを彼は持っていたわけだ。」

質問者

「はい。ではもともと、あのような事件を起こす種は心の底にあったということですね。」

咲華

「また彼は、金星と海王星が90°を形成している。これは、『人間関係における理想化』という意味を持つ。また恋愛においては、『イメージの中での恋愛』という意味がある。つまり、現実的な形を伴わない、バーチャルな世界で恋愛したいという欲求を表す。
 ここで私が言いたいのは、植草氏の場合、イメージの中で恋愛したいという欲求と、性的エネルギーの屈折という2大要素が既に心の中にあって、それが強制衝動期に同時に噴出したのではないだろうかということである。

質問者

「事件の時、植草氏は強制衝動中だったんですか?」

咲華

「そうだよ。ではまず1回目の事件の時から観ていこう。2004年4月の彼のリーディングチャートを作ってみると、気になるのはプログレスの太陽が海王星と90°を形成しているということである。海王星強制衝動だね。このアスペクトは2004年2月にできている。これは何かというと、自分というものがイメージの中に入り込んでしまい、現実離れしたことを考えてしまう状態を表している。他には、非現実的恋愛という意味もあるし、社会的地位の喪失という意味もある。そしてまさにこの通りのことが起きてしまったと言えるだろう。
 さらに彼はこのとき同時に、月に冥王星が0°でかかる冥王星強制衝動中でもあった。期間は2004年2月から12月までだ。月・冥王星0°のアスペクトから、彼は当時かなりの精神的圧迫を感じていただろうと思われる。だから現実逃避することによって、精神的圧迫感を回避しようとしたのだろう。ただ、回避する方法が悪かったね。」

質問者

「はい。女子高生のスカートの中を覗いて逮捕されるというのは、犯罪行為であることはもちろん、特に彼のように博識をウリにテレビで活躍している人にとってはイメージダウンは甚だしく、取り返しのつかない最悪の行動だと思います。事実、彼は事件後あまりテレビにも出なくなっていますし、大学教授の職も解かれています。」

咲華

「うん。かなりのダメージを受けているね。それなのにまたしてもやってしまったわけだ。2006年9月13日、電車内で女子高生に痴漢行為をしたとして逮捕されたわけだが、現在彼は太陽に冥王星が0°の冥王星強制衝動の最中である。このアスペクトは、『生き方の変更』と見ることができる。期間は2006年2月から2007年の9月までである。 」

質問者

「生き方の変更ですか。1回目の逮捕の時は、ダメージは受けたもののなんとか大学教授の職を取り戻すことができましたが、再犯ということになると救いの手を差し伸べてくれる人もいなくなるのではないでしょうか。確かに、生き方を変更せざるを得なくなりそうですね。」

咲華

「そうだろう。この座相からは、彼が今回の痴漢行為で今後の生き方を強制的に変えられてしまうだろうということがわかる。それも彼の場合、栄転という形での変更、発展的な生き方の変更ではなくて、マイナスの方向に人生が変わってしまうのだろう。本来、太陽・冥王星0°は、プラスの方向に出やすいのだが、彼の場合、1回目の事件を起こした時の強制衝動の影響が尾を引いていたためにこういう結果になってしまったのだと思う。
 それにしても、自分の屈折した性的欲求を満たすために痴漢行為をするということは、社会人としてはたいへんリスクの大きいことである。彼のような著名人になればなおさらのことだ。女子高生相手に電車内で痴漢して逮捕ということになると、ダメージは凄まじく大きい。そこのところがわからなかったのだろうか。」

質問者

「はい。非常に明晰な頭脳をお持ちの方だと思うのですが、やはり強制衝動の時は、そういう人でも理性的判断ができなくなってしまうのでしょうか。」

咲華

「君が言うように強制衝動に入ってそういう判断ができなくなってやってしまったのかもしれないし、もしくは強制衝動のために今回たまたまそれが発覚してしまったのかもしれない。そこまでは私にもわからないが、いずれにせよこれから彼は辛い立場に立たされることになるだろう。
 今回、植草氏のことを問答の題として取り上げさせてもらったが、私は彼を誹謗中傷する気は全くない。ではなぜこの問題を取り上げたのかというと、
いかに社会的見識があり
知能が高く地位と名誉に恵まれている人でも
無意識の力にはかなわなかった

ということを知って欲しかったからである。みんな、このことを己への教訓としてしっかりと心に刻んでおいて欲しい。」

質問者

「はい。彼のように頭が良くて理性的に見える人でさえ強制衝動期には信じられないような行動をしてしまうのですから、無意識のデータがいかにコントロールしにくいものであるかがよくわかりました。先生、ありがとうございました。」



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