26.「北朝鮮のミサイル発射 その後」についての質疑応答

2006年7月13日、会員との質疑応答より

咲華

  「前回に引き続き、北朝鮮のミサイル発射についてさらなる考察を加えてみたいと思う。

前回、私はミサイル発射の一因として、北朝鮮は現在興奮衝動に入っているという話をした。それと、日本は新日本図(新日本発足時のホロスコープチャート)で、天頂に海王星が90°でかかっているから、国の主体性がなくなって、外的な力にコントロールされる時期だという話もした。このアスペクトが現れているときは、普段よりも周りの影響を受けやすくなっている。

個人にこのアスペクトが現れているときは、自分で物事の判断をすることが困難な状態になっているから、まわりの意向によってこれからの方向性を決められてしまうということが多い。まわりの雰囲気に負けてしまうわけだ。
だとすると、その傾向は対象が国になっても同じことになり、前回の問答の後しばらく考えていたところに、テレビで額賀防衛庁長官と麻生外相が、軍備についてこれまでにない積極的な発言をしているのを見た。

工場長、まずはこの2人の発言をアップして欲しい。」

質問者

「 はい、わかりました。7月9日の共同通信に次のような記事が掲載されています。

『敵基地攻撃能力は必要。額賀氏、与党の議論待つ。 額賀福志郎防衛庁長官は9日、記者団に対し、北朝鮮の弾道ミサイル連続発射を踏まえ、現在自衛隊が保有していない発射基地などへの敵基地攻撃能力について「独立国家として、一定の枠組みの中で、最低限のものを持つという考え方は当然だ」と述べ、憲法の範囲内で可能な装備を検討すべきだとの考えを示した.

ただ「自民党、与党内での合意が必要だ」とも述べ、当面は自民、公明両党内の議論の進展を待つ意向を明らかにした。

これに関連し麻生太郎外相は同日のNHK番組で「(核が)ミサイルにくっついて日本に向けられているのであれば、被害を受けるまで何もしないわけにいかない」と述べ、一定の条件の下で北朝鮮のミサイル基地攻撃は自衛権行使の範囲内との見解を示した。』
[ 2006年7月9日 共同通信] 」

咲華

  「私はこれらの発言を聞いてすぐに大日本帝国図(大日本帝国発足時のホロスコープチャート)をチェックしてみた。すると大日本帝国図の火星に冥王星が90°でかかっていた。これは暴力衝動である。
この衝動はすでに終盤に入っていて、完全に終わるのは今年の秋。終わった後に結果が現象として現れてくるだろう。」

質問者

「なるほど、この暴力衝動が2人の発言を生む源となったわけですね。」

咲華

「もうひとつ気になるアスペクトがあった。大日本帝国図を詳しく見ていくと、アセンダントと海王星が90°を成している。これは新日本図の(天頂−90°−海王星)と同じく、世論や周りの意見に影響されやすいという意味のアスペクトである。
いま日本は、周囲の意見に左右されやすくなっているということが、大日本帝国図、新日本図の両方に出ているわけだ。
そして以前、中国の今後について予測したときに述べたと思うが、中国は2012年+αの時に内部分裂すると考えている。そのときに中国は、膨れ上がった国民の不満を外に逸らせるために台湾海峡で紛争を起こすだろう、という話をした。(日本はどうなる!?♯20『中国』についての質疑応答 参照)
2人の閣僚の発言を聞いて、今回のミサイル発射事件は台湾紛争に繋がっていくのではないかという気がし始めている。 」

質問者

「 それはどういうことでしょうか。」

咲華

「私の予測を話す前に、前回話した内容をまとめてみると、

1.まず最初に、アメリカの差し金によって北朝鮮からミサイルが発射された。
2.それによって、日本の国民は国防に不安感を抱くようになった。また、不安を煽るアメリカ寄りの政治家も出てきた。
3.その結果、日本は、アメリカの軍備再編費用のかなりの部分を担わされることになるだろう。

ここまでが前回の内容だが、これにさらに付け加えて、
4.日本はミサイル発射をきっかけとして、本格的な再軍備の道を模索し始めるのではないだろうか。
という筋書きが書き足されるような気がし始めている。」

質問者

「日本が再軍備を始めるんですか。
それは、再び軍国主義への道を歩み始めるということですか。」

咲華

「いや、私が考えているのはそういうことではなくて、憲法もしくは自衛隊法を改正することによって、他国の紛争に対して自衛隊が軍事介入できるような法整備を行うのではないだろうか、ということである。
そして準備が整った状態で、2012年+αに起こるであろう台湾紛争にアメリカの属国として介入させられていくのではないかと、私は考えている。」

質問者

「なるほど、そうすれば台湾海峡での戦闘に自衛隊を投入することができますから、米軍はその分助かりますね。」

咲華

「 そうなんだよ。
その点を考えると、今回のミサイル発射はますます北朝鮮単独の意志で行われたものとは思えなくなってくる。やはり何者かが背後で糸を引いていたのではないだろうか。」

質問者

「はい、そして今回の件で一番得をしそうなのがアメリカであるということですね。」

咲華

「もし台湾で紛争が起きれば、日本政府にとっても都合のいい点がある。隣国で戦争が起きれば国民はパニックを起こすだろうから、経済破綻の不安から一時的に目を逸らすことができるのではないだろうか。
なぜなら、ある人にAというストレスがあって、それを忘れさせるための最もてっとり早い方法はAよりも強いBというストレスを与えることだからである。」

質問者

「 確かにマスコミの話題も戦争一色になるでしょうし、国家破綻の話など、どこかへ行ってしまうでしょうね。」

咲華

「 色々と私の予想を述べてきたが、今のところは、この筋書きが現実のものになる可能性はせいぜい3割くらいだろう。北朝鮮のミサイル発射によって生まれた日本再軍備の可能性は、まだほんの小さな芽であるにすぎない。
しかしこの芽から葉が生じ、茎が上に向かって伸び始めたら、私の予想はかなり現実味を帯びてくることになるだろう。 」

質問者

「はい。
自衛隊の他国での軍事介入やそのための法改正について、マスコミや政治家がさかんに話題にし始めたら、先生の予想が現実のものになる可能性が高いということですね。
私たちは、日本の再軍備の動きについても注意しておく必要がありそうです。
先生、どうもありがとうございました。」



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