17.『疑似平和ビジネス』についての質疑応答

2005年1月9日、会員との質疑応答より

咲華

  「最近(この記事を書いている2005年1月9日現在)
パレスチナで自爆テロが減ってきたと思うが、その理由は何か思いつくか?」

質問者

「アラファト議長が死んだことによって、一時的に活動がおとなしくなっているのでしょうか。 」

咲華

「うん。自爆テロの数は、アラファトの死と関係が大いにあると思います。
どうしてだと思うか? 」

質問者

「アラファト議長は、パレスチナのお金を一手に握っていました。
彼の死によって、テロリストたちに資金が回らなくなっているのでしょうか。 」

咲華

「 そのお金の握り方が問題で、彼自身の利害とパレスチナの利害が一致していなかった。
彼は自爆テロを実践した者の家族へ、見舞金を出していた。見舞金というのは口実で、実態はテロ奨励金だ。
1万ドル規模の奨励金を出していた。パレスチナではかなり高額な金額と言える。
だから信仰上の理由だけではなく、家族への実益から自爆テロが後を絶たなかった。 」

質問者

「 議長は、暫定自治政府のトップとして、テロを止める立場にあると思っていたのですが、実態はそういうことをしていたのですね。知りませんでした。
そして、彼が死んで自爆テロが減ったということは、今のPLOは、テロについて否定的だということでしょうか。 」

咲華

「いや、そうじゃない。もっと生々しくて。 彼は世界中からパレスチナへの経済援助を求めるよな。ヨーロッパ・アメリカ・日本・アラブ諸国。ここから集まったお金をピンはねして、義母がいるパリに送金して残ったお金で自治政府を運営していた。
だから彼にとってはテロはビジネスの種と言うことだ。遺族に何十、何百万ドル支払ったって元が取れる。
したたかと言うか、なんと言うか・・・・」

質問者

「 そういうことだったんですか。まさに『擬似平和ビジネス』。そうやって、あれだけ巨額の遺産を残したのですね。
ひどいです。 」

咲華

「 そして彼のもう一人のスポンサーはフセインだった。03年にイラク戦争が始まって、フセインから金が来なくなったうえに、アメリカなどの支援金も半減したので、早速04年2月に外相が日本に金をせびりに来たわけだ。
アラーの神は嘆いてるよな。」

質問者

「どこまでいってもお金ですか。
うわべはパレスチナ解放。でも本当は、金、金、金。アラファト議長とは、そういう人だったのですね。 」

咲華

「なかなかの商売人と言える。
少し前にイスラエルのシャロンはアラファトを軟禁しただろ?でも彼は「不屈の闘士」としてボロボロの廃屋で戦う姿勢を見せて、パレスチナ人民の支持を得た。すばらしい演出だ。
しかしそういう指導者に引っ張られるパレスチナも徳がないよ。
もっといろいろあるけど今日はここまでにしましょう。 」

質問者

「役者としては、確かに鬼気迫るものがあります。
今、少し調べたのですが、彼の個人資産は4000億円を超え、隠し資産にいたっては金額は不明ですが、数兆円を超えるのではという説もあるくらいでした。凄まじいと思いました。
先生、今日はありがとうございました。 」



日本はどうなる INDEXへ

日本はどうなる

日本の国、そして世界の国々のホロスコープチャートから読み解いた未来予測の数々! 今、わが国日本、そして世界はどこへ向かおうとしているのか? 私たちの生活を左右するこの国と世界の政治・経済・天災等はどうなるのか? 私たちの未来はどうなる?そして今から何をなすべきか!!

リンク