12.『景気回復とブッシュ大統領再選』についての質疑応答

SASウエブサイト内「日本はどうなる?!情報交換ボード」(当時)より

質問者

 投稿日:2004/11/02 (Tue) 22:29

「先生、こんばんわ。最近のニュースなどを見ていると、景気が回復してきているということが盛んに言われています。確かに、デフレはどうやら収束に向かっていますし、株価も、上下動はありながらも、今年はずっと日経平均一万円以上をキープしています。
先生、デフレは本当に終わったのでしょうか。そして今年、株価が順調なのはどうしてでしょうか。」

咲華

 投稿日:2004/11/02(Tue)23:14

「確かにデフレは終わろうとしています。
最終財はまだまだですが、中間財は値上がりをし始めていますし、長期金利も底を打った後、上昇しています。そう考えていいでしょう。
株価が順調なのはアメリカの大統領選のせいだと思います。
アメリカは去年、今年、そして来年の前半まで強い暴力衝動に襲われています(火星-180-冥王星)。と言うことは、軍備拡大や紛争介入が続くと見ていいでしょう。
となるとブッシュ氏が再選される可能性は高いと思います。彼はイラク戦争のあとも軍事介入を続けるでしょうし、そのために景気を維持しなければなりません。
だから株価を下げないように腐心しています。それに相乗りしたのが小泉首相です。
金融不安を払拭するために、株価を上げたい、税収がほしい。と言うわけでイラク戦争が始まってからすぐにアメリカの株価が上昇し、ついで1ヵ月後に日本の株価も上昇しました。だからこれは株式主導で作り出された景気と考えるべきです。
大統領選挙がすぐに初めにありますから、この選挙の後は半年せずしてアメリカの株価は下がるでしょう。

(この文章は2004年11月2日、午後11時に書かれたものであり、大統領選挙の投票は日本時間で同日午後8時から開始されています。開票が始まったのは、翌11月3日。ブッシュ氏再選が決定したのは、11月3日深夜のことでした)。」

質問者

 投稿日:2004/11/02 (Tue) 23:50

「えっ、株価好調の理由はアメリカ大統領選挙にあったんですか。
今回の選挙は前回に続いてアメリカ史上まれにみる大接戦と言われていますし、マスコミが連日ケリー候補の追い上げの凄さを書き立てるものですから、僕はケリー候補が勝と思っているのですが、先生はずばり、ブッシュ再選と読んでおられるのですね。アメリカ株があと半年で下がり始めるということは、日本株もそれにならって下がり始めるとみていいんでしょうか。
それと、日本の景気ですが、僕はデフレの歯止めには中国が一役買っているように思っています。僕の家業は土木なのですが、今年に入って鉄筋の値段が急騰しました。
問屋さんに理由を聞いたところ、「中国がオリンピックの準備でどんどん設備を建設しているから。」という答えが返ってきました。その言葉を聞いて、中国の経済発展の勢いの強さを肌で感じました。 先生、この先数年の日本の景気(物価)の傾向としては、
1. もう一度デフレに戻る。
2. 横ばい。
3. ゆるやかなインフレ。
4. デフレからV字ターンで急激なインフレになる。
と、だいたいこの4パターンのうちのどれかになるだろうと思われるのですが、先生はどうなると思っておられますか。」

咲華

 投稿日:2004/11/03(Wed)01:09

ブッシュ氏が再選するだろうと言う理由は
1.アメリカの暴力衝動が続くので、エネルギー、軍事、石油関係の企業の後押しがある人が大統領になる。
2.副大統領にチェイニー氏が再選されている。(チェイニー氏はロックフェラー家の後押しが強い。)
3.ケリー候補は次の大統領選のヒラリー候補のための捨て駒と言う感じがする。
こんなところでしょう。 株価はブッシュ氏のご祝儀相場がしばらく続きます。しかしやがて下がり始め、日本もそれにつれて下がることが考えられます。しかし日本は中国の景気の恩恵との綱引きでしばらくは持つんじゃないかと考えています。
今後の景気のことですが、もう一度デフレに返ることはありません。日銀が買いオペでお金をジャブジャブ刷っていますのですでに潜在的なインフレ圧力は強いのです。
バブル時も特定されたモノ(不動産等)へのインフレと言えますが、あの時は通常の1.1倍のお金が出回っていたのです。それでもあれほどのインフレになってしまいました。
現在は1.3倍くらいのお金が刷られています。だからきっかけがあればインフレに転じることは当たり前です。
今後の日本の経済動向としては、私は3.の緩やかなインフレに入っていくと見ています。」

質問者

 投稿日:2004/11/03 (Wed) 11:58

「アメリカ大統領選についてですが、先生のお言葉に、ロックフェラー家、ヒラリー議員(クリントン元大統領婦人で、いまはニューヨーク州選出の上院議員)、という2つのキーワードが出てきましたね。
まずロックフェラー家と言えば、世界有数の企業帝国。少し調べてみたのですが、

『初代のジョン・ロックフェラー(1839〜1937)
アメリカの実業家・石油王と言われる。ニューヨーク州の生まれで農民出身。
ペンシルヴァニア油田発見以後,石油業を初めクリーブランドにおいて石油精製事業に成功する。1870年「スタンダード=オイル社」を設立しアメリカ全製油量の10%を握った。業界は競争が激烈であったが,輸送機関・パイプラインをも確保し,次々と合併を行って1879年にはアメリカの全石油精製の90%を独占した。1882年には「スタンダード=オイル=トラスト」を設立し販売組織をヨーロッパ・ラテンアメリカにも拡大したが,弱小企業を倒産に追いこむなど世論批判を受け,また最高裁の独占禁止のため解散命令を受けた。
次いで持株会社を設立したがシャーマン法にふれ解散させられ,多くの子会社に分割された。
しかし今日,なおエクソンなど世界最大の石油会社を支配している。』
とありました。

この名が先生のレスで出てくると言うことは、ロックフェラー家のアメリカへの影響力がいかに大きいかということですね。
そしてもう一人。ヒラリー上院議員。先生のお言葉によると、つまり、民主党の本命は次の大統領選で、そのときの大統領候補はヒラリー議員ということですか。
すごい予想ですね。正直言って、この話にヒラリー議員の名が出てくるとは思ってもいませんでした。」

咲華

 投稿日:2004/11/04(Thu)01:40

「ロックフェラー家はアメリカの政策に大きな影響を与え続けています。というか、一時の田中角栄のようにキングメーカーの座を維持し続けています。ブッシュ大統領もチェイニー副大統領を通して間接的にロックフェラーの影響を受けていると考えています。
クリントン、ブッシュ、ヒラリーと誰が大統領になろうがコントロールできれば良いという考えでしょう。
ロックフェラーなくして現在のアメリカは語れません。 ブッシュ大統領が再選されるとの見通しから、NY株価が反発しています。これがアメリカ国民の本音でしょう。 戦争には反対、しかし戦争によって景気が良くなり、自分達の仕事を確保してくれるブッシュ氏は国民にとって必要なんですよ。対するケリー氏は何かをしてくれたのか、と言うことでしょう。」

質問者

 投稿日:2004/11/04 (Thu) 02:43

「先生の予想通り、先ほどブッシュ再選が決まったようですね。確かに、最近はアメリカで反戦の声がよく聞かれましたが、基本的にはアメリカは戦争好きな国ですよね。
クリントンさんなんか、自分のスキャンダルで支持率が下がる度に中東へ派兵して支持率を盛り返してましたし。なんと言っても軍需産業はアメリカの主要産業ですから。
そしてアメリカ国民も心の底では、戦争が自国の景気を押し上げてくれるということをわかっているということですね。」

咲華

 投稿日:2004/11/04(Thu)02:55

「そうですね。イデオロギーとおまんまは別と言うことでしょうね。はっきりしてますわ。
アメリカは戦争が好きというよりも、石油と金融を抑えている集団がアメリカに一番大きな影響を及ぼしているからです。 覚えておいて。アメリカはサウジアラビアと日本を押さえることで世界を間接的に支配しています。だから中東と極東で定期的に紛争を起こす必要があるんです。
この2つの地域で紛争を起こし続けることでアメリカは世界をコントロールできるのです。」

質問者

 投稿日:2004/11/04 (Thu) 03:12

「『アメリカはサウジと日本を押さえることで世界を間接的に支配しています。』ということですが、サウジと日本、これはつまり、言い換えると石油とお金ということですね。
そして中東と極東で定期的に紛争を起こすために、中東ではイラクやイスラエル、極東では朝鮮半島を利用してきたということですね。 大統領選挙のご祝儀相場と中国の好景気のおかげで、日本もしばらくは緩やかなインフレという平穏な状態が続くということですが、一千兆円という負債を抱えた日本で、この景気回復ムードがいつ頃まで続くのか、気になるところです。」



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